11日開催された中国環境発展国際協力委員会会議で、専門家は、気候の変化は中国に大きなマイナス的影響をもたらすと指摘しました。
それによりますと、その主な原因とは、まず、中国は人口が多く、それに比べ自然環境は悪化していること、第二に、中国経済は相対的に立ち遅れ、生態と環境に不利な要素と自然災害に対応する能力が弱いことです。
これに基づき、専門家は、今後10年から20年の間に、毎年の自然災害による直接の経済的損失額は1000億元から2000億元に達し、これはGDP・国民総生産の2%から3%を占めるももだとしています。
関係筋は、中国の7割以上の人口、8割以上の工業農業と8割以上の都市はいずれも多くの災害によって深刻な影響を受けるだろうと予測しています。
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