アメリカ抗加齢医学会のコードマン会長は9日、中国東部の都市・杭州で、「中国の青少年にとって洋風のファストフードをよく食べることは体の成長によくない」と指摘しました。
コードマン会長は中国国際抗加齢博覧会に招かれ、杭州を訪れたものです。
コードマン会長は、「飲食構成は人間の体にとって、非常に大事なものだ。ファストフードの特徴は、高脂肪、高エネルギー、塩分が多く、加えて、ビタミンや鉱物質、繊維の含有量が少ない。また、よく食べに行く人は、習慣性となる傾向があることから、内分泌系統に変化がおこりやすく、食べる量をコントロールできなくなる。結局、生理上の構造を変えてしまい、児童の性的早熟や肥満などの病気を引き起こしやすい」と述べ、さらに、「中国の従来の飲食構造は合理的なもので、中国の青少年たちは、中国式の飲食に従うべきだ」と語りました。
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