中国の呉儀副首相は9日、「中国とアメリカの間では、知的所有権をめぐって、いくつかの意見の食い違いが存在しているものの、双方は、戦略的かつ長期的な立場に立って中米間の知的所有権問題を処理すべきである」と述べました。
これは、呉儀副首相が北京でアメリカ国際知的所有権連盟のスミス議長らと会談した際述べたものです。
呉儀副首相はこの中で、「中国は短期間で、一部の国が数百年かかって歩んだ道のりを歩み、国際的準則に符合し、中国の国情に適応した知的所有権保護のシステムを次第に確立した。中国とアメリカ双方が、対話と協議を通じて、敏感な問題や共に関心を寄せる問題を妥当的に処理し、また、協力を通じて発展の中で現れた問題を解決しさえすれば、両国関係は、絶えず発展することができる」と述べました。
これに対し、スミス議長は、中国政府が知的所有権を保護するために払ってきた努力を高く評価し、「アメリカ国際的知的所有権連盟は、版権の保護を強化し、産業の発展を促す面でより多くの事を運びたい」と述べました。
|