来年1月に国連事務総長に就任する韓国のパン・ギムン(潘基文)外交通商相は6日、東京都内の記者クラブで講演し、日本で核兵器の保有をめぐって論議が起きていることに対して、「日本の未来にとって望ましくない」と、懸念を示しました。
パン・ギムン外交通商相は、その中で、「日本政府は非核三原則を表明しているが、一部の政治家は、核兵器の保有について議論すべきだと提案している。国連の主要加盟国でありアジアの主要国である日本の未来にとって、こうしたことは好ましくない」と懸念を示しました。
朝鮮の核問題について、「問題の解決に向けて更に努力する」と語りました。
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