イラク高等法廷は5日、ドゥジャイル村のイスラム教シーア派住民148人を殺害したとして、フセイン元大統領と旧フセイン政権の幹部だった7人の被告に対して判決を下しました。フセイン元大統領は、人道に対する罪に問われ、絞首刑による死刑を言い渡されました。
アブデルラフマン裁判長は、このほか、フセインの異父弟で元情報機関トップのバルザン・イブラヒム被告と元革命裁判所長のアワド・ハミド・バンダル被告にも絞首刑、元副大統領のタハ・ヤシン・ラマダン被告に終身刑、旧支配政党バース党の元幹部3被告にそれぞれ禁固15年を言い渡しました。元党員の1人の被告は証拠不十分で無罪となりました。(11/05)
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