中国自動車工程学会の張小虞理事長は4日、南京で、「今年、中国の自動車生産量は700万台に達する見込みだ」と述べました。

　これは、第5回中国自動車産業発展会議で述べたもので、張小虞理事長は、「業種構造の調整と市場需要の増加などの要素によって、去年、低迷状態にあった中国の自動車産業は、今年、回復的増加を実現させた。今年の1月から9月までに、自動車の生産量は528万台に達した」と述べました。

　ここ数年、中国の自動車産業は、持続的かつ、急速に発展し、国民経済では支柱産業となりつつありますが、関係部門の推測によりますと、2010年までに、中国の自動車の年間生産量は1000万台を突破し、世界3位にランクされるということです。