北京市気象台は2日、10月の気温の統計を発表した。今年10月の北京市の平均気温は平年より2.7度も高く、1951年以来の最も「暑い」秋となった。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。
同気象台の統計資料によると、今年は秋になるのが平年より遅く、10月に近づいてから正式な秋入りとなった。10月に入ってからも気温が引き続き高い日が多く、その間強風で気温が下がったのはわずか3回ほど。「ちょっと秋寒を感じた」という程度だ。過去30年の北京の10月の平均気温は12.7度、今年は15.4度だった。
同気象台の専門家は、北京に「暖秋」をもたらした最大かつ直接的な原因は、寒気が非常に少なかったことだと解説する。
今後については、やや強い寒気の影響から、北京では4日、5.5~10.7メートルの北風が吹き、気温も4度から6度前後下がる。4日と5日の昼間の最低気温は4度前後に下がる見込み。(編集YS)
「人民網日本語版」より
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