中国では、海水淡水化プロジェクトの実施が重視され、2010年までに、一日に80万から100万立方メートルの海水処理を目指しており、これを通じて沿海地区の水不足問題を解決することに力を入れています。
これは、中国家発展改革委員会が30日に明らかにしたものです。中国は水資源が不足しており、特に沿海地帯の水不足状態は深刻化しています。そこで海水を淡水化させ、その技術を大いに普及させることは、沿海地区の水不足問題を緩和させ、経済と社会の繁栄を促進させる上で重要な措置だといえます。
中国での海水淡水化技術はすでに重要な成果を上げ、そのコストは世界の先進レベルに近づき、その産業化の活動も着々と行われてきました。
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