「ユーロの父」とも呼ばれるノーベル経済賞受賞の経済学者ロバート・モンデル氏は30日北京で、中国は安定した為替政策を実施すべきだとの考えを示しました。
これは、この日、北京で開かれた世界工商業フォーラムで述べたもので、マンデル氏は、中国は、人民元切り上げに対しては慎重な態度をこれからもとっていくべきだとの私の見解は変わっていないとした上で、「人民元の切り上げは多くの不確定な要素を生み出し、中国経済に影響を及ぼし、世界経済にも影響してくる。中国の経済発展では、安定した為替政策を実施し、外資の導入に力をいれ、商品の品質と銘柄製品の開発を重視するという戦略をとるべきだ」と述べました。
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