北京の都心部を南北に縦断する中軸線上にある古代建築?正陽門の箭楼、天壇の皇窮宇と圜丘の建築群、そしれ景山の五亭の修繕工事がこのほど終了しました。
この三つの建築はいずれも、北京オリンピックに備えて修繕工事が始まったものです。
天安門広場の南にある正陽門(前門)の城楼は1421年に建造されたもので、その南側にある箭楼は1439年に建てられました。。 今回の修繕では、箭楼の構造を強化し、建築表面の保護作業と彩画の塗り直しを行ない、また正陽門の城楼と箭楼の間には中国の道路元標が作られました。
また、中軸線上の南にある天壇の皇窮宇と圜丘の建築群は祭天が目的で作られたもので、中国独特の意匠が見られます。
ここでは門、屋根、レンガ、壁、地面などのが修繕され、工事面積は1900平米を超えました。
そして故宮北部の景山にある五亭は、古くから都心部の最高点であり、1751年に建築されたものです。
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