中国外務省の劉建超報道官は10日北京で、「朝鮮の核実験実施は、中国と朝鮮との関係にマイナスの影響を及ぼしたことは言うまでもないが、中国は朝鮮との善隣友好関係を発展させることに一貫して尽力しており、この中国の政策は変わらない」と強調しました。
劉建超報道官は、「朝鮮との関係処理で中国は二つの原則を守ってきた。この二つの原則とは、中朝関係を発展させるには双方の共同の利益に符合するようにすること、中朝関係の発展は北東アジア地区の平和、安定と発展にプラスとなるようにすることである」と述べました。
劉建超報道官は、また、「朝鮮は国際社会の反対を無視し、9日に核実験を実施したが、中国側は、協商と対話を通じての朝鮮半島の核問題解決の道は塞がれてはおらず、関係各方面は六ヶ国協議の軌道に沿って引き続き歩むべきだ」と強調しました。
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