グルジアのサーカシビリ大統領は8日、「ロシアのプーチン大統領と会談したい」との意向を表明しました。
サーカシビリ大統領はこの中で、「グルジアはロシアとの関係を悪化させることを望まないが、自国の利益を考慮する情況の下で、ロシアとの関係の正常化を実現したい。もし、グルジアとロシアが合意に達することができるなら、私は、モスクワを訪れプーチン大統領と会談したい。グルジアは、相互尊重と互恵を踏まえてロシアとの関係の正常化を実現することを期待している」と述べました。
一方、ロシアのイワノフ副首相兼国防相は同じくこの日、「ロシアとグルジアの関係悪化は、拘束されたロシア軍人の釈放によって十分に緩和されていない。ロシアは、グルジアと軍事衝突を起す必要がないが、グルジアにいるロシアの平和維持関係者やその他のロシア公民の権益が脅威を受けるならば、ロシアは手をこまぬいて座視することはないだろう」と述べました。
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