インターネット時代の今日、各地の若者たちはインターネットを存分に活用して旅行の計画を立てており、「ネット旅行」が休日の過ごし方の新たな流行となりつつある。
いわゆる「ネット旅行」とは、旅行者がネットで連絡を取り、ネット上で旅行ルートを選択し、交通手段や宿泊条件などを提示した上で、サイト側が旅行者の要望に応じた具体的な旅行の手配をするというもの。旅行中に、これまでのような旅行ガイドは同行せず、旅行者はネットで連絡を取り、必要な時にサイト側のサービスを受ける。
国慶節(建国記念日、10月1日)の大型連休、北京の団体旅行者8人が、内蒙古の錫林郭勒(シリンゴル)草原と呼和浩特(フフホト)を訪れていた。全く見知らぬ土地だが、ネットの案内のおかげで、安全、順調に目的地に着くことができたという。旅行者の1人、張波さんは「ネット旅行のおかげで、見知らぬ土地にもだんだん詳しくなります。やはり便利だし、自主性も高く、わたしたちのような若い世代の旅行愛好者にぴったりです」と語った。
内蒙古自治区観光局の馬永勝副局長は「双方向性が弱く、情報量も限られていた従来型の旅行に比べ、ネット旅行は情報量が多い、新しくてスピーディー、自主性が高い、レスポンスが速いなどの長所がある。ネット上で予約すると、格安の航空券やホテルを予約できるほか、娯楽や飲食も割引になる」と紹介した。(編集NA)
「人民網日本語版」2006年10月6日
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