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日本の安倍晋三首相は5日、衆議院予算委員会で各党代表の質問に答えた際、「日中関係は切ってはならないもので、双方は政治的な関係を深めることで地域及び世界の平和に寄与できる。未来に目を向けて両国が対話する関係を確立したい」との考えを表明しました。
その中で、安倍首相は「日中関係と日韓関係は密接できっても切れないものとなっている。日本経済は中国や韓国に対する依存度も高い。今後、中国や韓国との信頼関係を発展させ、また、経済など各分野における協力を強化していく。日中の首脳会談を行って、それぞれの考え方や目標、理想などについて話し合うことは信頼関係を築く第一歩である」と述べました。
1995年8月15日に村山富市元首相が発表した談話について、安倍首相は「第2次世界大戦が、アジア各国に大きな災いをもたらしたことは事実である。日本が中国と韓国を侵略し、植民地支配したことを認めた、村山元首相の談話は閣議で採択され発表されたものであり、私を含め政府として受け継いでいく」と述べました。
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