中国とロシア両国の専門家は28日、北京で行った第一回「中ロ友好戦略対話」で、「これまでロシアが実施しているエネルギー輸出の多元化戦略は、両国のエネルギー協力の推進に積極的な影響を及ぼすだろう。この面の協力の見通しは明るい」と表明しました。
50人余りの専門家は、エネルギーやテロ取締り協力などの問題について討議しました。両国の専門家は「両国のエネルギー分野における協力は、実施段階に移しており、協力のチャンスは増えている。そして共に栄える方向に発展している」との考えを示しました。
中国側の専門家はこの中で、「今年3月、中ロ両国が調印した共同声明は、エネルギー分野で、双方がいずれも多元化戦略をとっていると指摘した。これは、ロシアのエネルギー輸出戦略の変化を反映した」と述べました。
ロシア側の専門家はこの中で、「両国のエネルギー協力は、石油、天然ガス、石炭と電力などの多くの分野に及んでいる。両国の急務は石油と天然ガスパイプの敷設などインフラの整備を強化することだ」と述べました。
|