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 SCO・上海協力機構加盟国の最高裁判所長官会議が21日、上海で開かれました。中国の胡錦涛国家主席は、祝賀のあいさつを送り、「中国は、上海協力機構枠内での司法協力を重視し、各加盟国とともに、協力のレベルを高めることを期待している」と述べました。
胡錦涛国家主席は、さらに、「この会議の開催は、国境を越えた犯罪の防止と取り締まり、テロリズム、民族分裂主義、宗教的過激主義の取り締まり、およびこの地域の安定した発展には重要な意義がある」と訴えました。
また、中国共産党中央政治局の羅干常務委員は、開会式で発言し、「上海協力機構の各加盟国が司法協力を行うには、この機構の主旨や原則を順守することを前提としなければならない」と強調しました。また、犯罪者の引渡しや送還、それに、不正財産の差し押さえや返還などは、関係条約にしたがって協力することを呼びかけました。
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