海外旅行に出かける中国人の数が急速に増えています。国連観光機関のブランジアリ事務局長は、2020年までに、海外旅行に行く中国人の数は1億人に達する見込みだとしています。
これはブランジアリ事務局長がこのほど、中国南西部の貴州省などを視察した際述べたものです。それによりますと、インド洋の津波によって、アジア地域の旅行業は大きなダメージを受けたものの、それでも、去年、海外旅行客の平均伸び率は5.5%に達しました。このような中で、中国を出入りする観光客の数も高い成長を示しています。
去年、海外旅行に出かけた中国人の数は3100万人に達しました。現在、中国と旅行目的地協定を締結した国の数はすでに110を超え、そのうち、70あまりの国が中国人旅行客を受け入れています。
|