欧米からの観光客誘致を目指して、中国の上海、日本の大阪、韓国のプサンの三つの都市は、共同で初の観光地の「黄金トライアングル」を売り込むことになりました。同時に、この三つの都市は互いに観光客を送り込むことでも一段と共同歩調を強めることにしています。

　そのセールスポイントについて、上海の観光担当者は、「上海、大阪、プサンは互いに姉妹都市を結んでいるので、観光文化などの事業では早くから提携が始まっている上、経済、文化などの面でも似通う部分が多い」との見解を述べました。

　関係者によりますと、このアジア区域内における都市間の観光協力は、大阪が提案したということです。