中国の1ー8月期の主要貿易相手との輸出入が2ケタの伸び率を記録しました。欧州連合(EU)、アメリカ、日本、東南アジア諸国連合(ASEAN)の4大貿易相手との貿易額は、いずれも1000億ドルを突破したということです。税関総署が11日明らかにしました。
1ー8月期はEUとの貿易額が最も多く、昨年同期比22・5%増の1689億6000万ドルに達しました。2位米国との貿易額は24・7%増の1665億9000万ドル、3位日本との貿易額は11・8%増の1313億3000万ドル、4位ASEANとの貿易額は22・6%増の1009億3000万ドル。
地区別にみますと、中国の貿易は1ー8月期も東部沿海地区に集中した様子です。広東、江蘇、上海、北京の4省・直轄市の同期の輸出入額は1000億ドルを超えました。広東省の同期の輸出入額は昨年同期比24・8%増の3250億ドルで、引き続き1級行政区のトップに立ちました。同期の江蘇省、上海市、北京市の輸出入額も1000億ドルを超えました。江蘇は24%増の1774億ドル、上海は21%増の1441億ドル、北京は31%増の1034億ドルで、上述4省・直轄市の輸出入総額は中国の輸出入総額の67・9%を占めたとのことです。
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