今年上半期、中国では、化学的酸素要求量(COD)と二酸化硫黄の二つの重点汚染物の排出総量は、ある程度増えました。
これは、国家環境保護総局など関係部門がこのほど発表したものです。重点汚染物の排出総量増加の主な原因としては、エネルギーの消費総量が持続的に増加していること、都市化が加速され、汚水の排出量が増えたことがあげられます。さらに一部の都市の汚水処理工場が計画通りに建設されなかったり、火力発電所が硫黄脱流施設を整備したものの、その使用率は低いことなども原因です。
中国政府は、今後5年間で、中国の主な汚染物の排出量を10%減少させることを目標にしています。
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