レバノンのシニオラ首相は23日、アラブ諸国とその他の友好諸国がレバノンの再建を支援するよう呼びかけました。
これは、シニオラ首相が記者会見で述べたものです。シニオラ首相はこの中で、「イスラエルのレバノンに対する空爆は、多くの人的被害と大きな経済的損失をもたらし、レバノン経済に大きな打撃を与えたことから、再建には多額の資金援助が必要である。また、レバノン政府軍は南部地区で国連レバノン暫定駐留軍と協力して、国連レバノン暫定駐留軍の配置を強化している」と述べました。
フランスを訪問中のイスラエルのリフニ外相は、この日、「地域情勢の安定を図るため、増強された国連レバノン暫定駐留軍の配置ができるだけ早く終了すると共に、国連が一日も早く駐留軍の任期と使命を明確にするよう」求めました。
一方、国連は、アナン事務総長が、近いうちに中東地域を訪問し、関係各国が安保理の1701号決議を真剣に履行するよう呼びかけることを明らかにしました。
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