中国の曾培炎副首相は15日北京で、国際社会との協力を強め、ミレニアム発展目標の実施に努力していくとの中国政府の姿勢を示しました。
曾培炎副首相は、北京を訪問中のジェフリー・サックス国連事務総長特別顧問の一行と会談し、「中国政府は、胡錦涛国家主席が2005年の国連創設60周年記念サミットで発表した発展途上国の発展を支持する5つの措置を積極的に実施している。国際社会がこのサミットの成果を真剣に実行に移し、公平で合理的な、かつ効果のあるミレニアム発展目標の進展評価システムを確立していくよう希望する」と語りました。
別の報道によりますと、サックス特別顧問は、この日北京で「中国はアフリカに確実で効果のある援助を提供している。アフリカの貧困からの脱却援助とアフリカの発展促進で、中国は独特な地位にあり、独自の役割を果たしている」と述べました。
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