国連のアナン事務総長は7日夜発表した報告の中で、「イスラエル軍が7月30日レバノン南部の村カナを空爆したことは、国際人道主義法と国際人権法を含む一部の国際法に違反した可能性がある。したがって私は、この事件に対する全面的調査を行うことを支持する」と述べました。

　アナン事務総長はこの中で、双方が国際人道主義法に規定された各項目の義務を履行するよう呼びかけました。

　レバノン政府側の報告によりますと、イスラエル軍の戦闘機は7月30日カナ村にある高層住宅にミサイルを発射し、民間人28人が死亡したということです。