中国の胡錦涛国家主席は12日、北京で、「中国とアメリカは相互尊重、小異を残して大同につき、相互共栄の原則にのっとって、交流を強め、理解を増進し、協力を拡大し、両国の共同の戦略的利益を絶えず切り開いていくべきだ」と述べました。
これは胡錦涛国家主席がアメリカ上院のスティーブンス臨時議長と会談した際述べたものです。胡錦涛国家主席はその中で、「密接な利害関係にあるものとして、また、建設的協力パートナーとして、中米双方は両国関係に存在する敏感な問題と、互いに関心を持つ問題を適切に処理し、双方の建設的な協力関係を長期的かつ安定した前向きな関係にしていかなければならない」と指摘しました。
これに対して、スティーブンス臨時議長は、「今回の訪問は相互理解と相互信頼を深めた。双方の共同の努力の下で、米中関係は更なる大きな進展が収められるものと信じている」と述べました。
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