中国の蒋作君衛生次官は10日、初めての人に対する鳥インフルエンザイの感染の発表が遅れたことについて説明しました。
衛生省は8日「2003年原因不明で、発熱し肺炎になった患者は、人に対する鳥インフルエンザ感染だと確認された。」と発表しました。
この症例の発表が遅れたことについて、蒋作君衛生次官は、「2003年SARS ・新型肺炎が流行したが、人に対する鳥インフルエンザ感染とSARSとは似通った症状がある。SARSの基準で診断した際、この病例はSARSではないと判断された。人に対する鳥インフルエンザの感染は当時、完成した診断基準がなかった。このため、この症例に対する研究、確認に時間がかかり、発表がは遅くなった。」と説明しました。
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