アメリカの新聞「ロサンゼルス・タイムズ」が6日報道したところによりますと、アメリカ軍当局がこのほど公開したベトナム戦争に関する書類から、戦争期間中にアメリカ軍に殺害されたベトナム民間人の数がこれまでの推定より遥かに多く、しかもこの行為に責任を負うべき人々は何の懲罰も受けなかったということが分かりました。
それによりますと、アメリカ国防総省が1970年代初めに収集した一部書類を調べた結果、ベトナム戦争でのアメリカ軍による民間人殺害行為はこれまで公開された記録より遥かに多く、これら記録にはかの歴史に残るミライ村大虐殺事件のを含む民間人殺害事件が少なくとも320回があり、およそ700人が殺害されたということです。
|