中国共産党は今年10月、国民党との協力により、台北市で「両岸農業協力フォーラム」を開催します。共産党中央委員会台湾工作弁公室の報道官が2日、記者の取材に対して明らかにしました。フォーラムには、同弁公室の陳雲林主任が代表団を率いて出席する予定です。
同報道官によると、フォーラムは、国民党のシンクタンクと共産党台湾工作弁公室所属の「両岸関係研究センター」が共同主催します。テーマは「台湾海峡両岸の農業協力を強化し、両岸の農業による相互の利益獲得を実現する」です。主な議題は▽世界貿易機関(WTO)加盟後の大陸部・台湾間の農業協力をめぐるチャンスと試練▽大陸部・台湾の農業協力モデルの模索▽農業協力の発展をめぐる問題と対策??の3つです。専門的かつ踏み込んだ話し合いを通して、確実かつ実行可能な施策を検討し、農業協力をめぐる一連の実際問題を解決することで、双方の農業界がそれぞれ利益を獲得できるよう促し、双方の住民、特に農家の福祉を図ります。
大陸部側からは、陳雲林主任ら共産党中央委台湾弁公室の要人のほか、業界協会、農林水産業界の企業経営者、専門家ら60人余りも出席します。(編集UM)
「人民網日本語版」より2006年8月3日
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