中国北部の内蒙古自治区の草原がひどいイナゴ災害に見舞われました。
7月に入って以来、内蒙古の大部分の地区では雨が降り、それによる温度と湿度がイナゴの卵の孵化を速めたため、自治区内の370万ヘクタール余りの草原がイナゴによる被害を受け、その状況は深刻化しています。
これを受けて、内蒙古自治区財政庁は救援金として500万元を投入したほか、農薬や噴霧器などを被害地に送っています。