EU ・欧州連合のソラナ共通外交・安全保障上級代表は11日、ブリュッセルでイラン国家最高安全保障委員会秘書のラリジャニ首席核交渉代表と6カ国が提出した「包括案的見返り案」について会談を行いました。双方は会談の具体的な内容について明らかにしませんでした。
会談後の記者会見で、ソラナ上級代表は「今回の会談は、12日パリで開かれるイランの核問題についての6カ国外相会議に向けた準備である」と述べました。一方、ラリジャニ代表はベルギー駐在イラン大使館での記者会見で「イラン核問題の解決は長い道のりが必要だ。各方面はこれに十分な忍耐力が必要だ」と述べました。
イランのアハマディネジャド大統領はこの日「イランは核問題における自国のあらゆる権利を維持する。この問題で如何なる譲歩もしない」と述べました。
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