ロシアシベリア航空のエアバスAー310型機が9日、イルクーツク空港に着陸した際、滑走路を越えて、付近の建物に衝突し、炎上しました。この事故で少なくとも122人が死亡し、12人が行方不明になり、58人が病院に運ばれました。
ハバロフスク駐在の中国総領事館によりますと、この旅客機には3人の中国人が搭乗し、そのうちの1人は無事でしたが、残りの2人はいまだに行方不明だということです。
事故発生後、ロシアのプーチン大統領は専門調査委員会を設置し、遭難者やその遺族に援助を提供するよう関係政府部門に指示しました。
ロシア最高検察庁の報道官は「今回の事故ではテロの可能性はなくなった」と述べました。
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