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イスラエルのオルメルト首相は2日、「パレスチナ武装勢力には妥協しない。あらゆる手段を使って拉致されたイスラエル軍兵士を救出する」と述べました。
オルメルト首相はこの日また、「シリアにあるテロ組織がイスラエル軍兵士拉致事件にかかわった。シリア政府はこれらの組織を解散させなければならない」と語りました。
同じ日、パレスチナのイスラム原理主義組織ハマスに属する武装勢力「アルクァサム旅団」は、「もし、イスラエルがガザ地区での軍事行動を続ければ、ハマスはイスラエル国内の学校と発電所などを襲撃する」と警告しました。
国連のアナン事務総長は、現在のガザ情勢に関心を示し、「パレスチナの機構と施設が破壊されないようにすることは非常に重要である」と強調しました。ヨルダン国王とイエメン大統領も、イスラエルがパレスチナを侵略するのを止めるよう、国際社会に呼びかけました。
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