中国の考古学者は28日、DNA検査によって、秦の始皇帝兵馬俑の近くに西ヨーロッパか西アジア人の特徴を持つ人類の遺体が発見されたことを明らかにしました。
始皇帝陵墓考古隊の段清隊長によりますと、この遺骸は陵墓を修築する労働者だと認定されましたが、外国人労働者が2200年前中国の中心地に来たことが分かったのは今回が初めてです。この発見は東西の文化交流史で重要な意義を持つことになるとのことです。
兵馬俑を含む秦始皇帝の陵墓は30年余りをかけて修築されたもので、敷地面積は50平方キロあまりで、工事に従事する労働者は70万人を超えたそうです。
|