中国全国政治協商会議の賈慶林議長は29日、香港で「香港とマカオの長期的な繁栄と安定を維持し、促進させることは中央政府の方針の出発点と立脚点だ」と述べました。
これは、「大陸と香港、マカオの経済貿易協力発展シンポジウム」の講演で述べたものです。
賈慶林議長はその中で「今年3月、全人代・中国全国人民代表大会の採択した『国民経済と社会発展第11次5ヵ年計画綱領』は、香港とマカオを国家の全般発展計画に組み入れたことを明確にした。また、経済貿易や、科学教育、文化、衛生などの分野における大陸と香港、マカオとの交流と協力を強化する。そして、CEPA協定を引き続き実施し、香港の金融、物流、観光業の発展を支持し、香港が国際金融、貿易、港運の中心的な地位を保つことを支持すると共に、マカオのサービス業の発展と経済の多元化をも支持する」と述べました。
|