中国の胡錦涛国家主席は22日、北京を訪問中のセネガルのワッド大統領と会談しました。
その会談で、胡錦涛国家主席は「去年10月、ワッド大統領は中国との外交関係を回復すると決定した。これは、両国関係の発展に歴史的な貢献をしたもので、私は高く評価している。今回の訪問は、双方の相互信頼と理解を深めることにプラスとなると信じている」と述べました。
これに対してワッド大統領は「両国の外交関係の回復は歴史の流れと両国人民の願いに沿うものだ」と語りまし。
ワッド大統領は胡錦涛国家主席の招きに応じて21日から26日にかけて中国を公式訪問しているものです。
中国とセネガルは1971年に国交が樹立しました。しかし、1996年、セネガル政府が台湾当局と外交関係回復のコミュニケに調印したため、中国政府はセネガルとの外交関係を中止すると発表しました。この後、2005年10月になって、両国は外交関係を回復したものです。
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