2日間の日程で開かれた「ノーベル平和賞受賞者会議」は17日、韓国のグァンジュ(光州)で閉幕しました。会議は宣言を発表し、関連各国に対し、朝鮮半島の核問題をめぐって現われた緊迫した情勢をできるだけ緩和し、一日も早く6カ国協議を再開するよう呼びかけました。
宣言は、「朝鮮半島の核問題を平和的に解決するため、関連各国は約束を守り、第4回6カ国協議で合意した共同声明を真剣に履行すべきである。朝鮮側は核計画を放棄し、国際社会の核査察と監督を受けるべきである。アメリカ側は朝鮮に対する金融制裁を解除し、安全保障を提供すべきである」とした上で、多国が参与する常設協議機構を設置することを提案しています。
|