中国の中央銀行である中国人民銀行は、「今年に入ってから現われている通貨貸付の過度の増大の勢いを抑制するため、7月5日から人民元の預金準備金率を0.5ポイント引き上げる」と発表しました。
中央銀行の責任者は、「現在、中国の商業銀行が貸付の拡大を通じて利潤を増やそうとする意欲は強く、各地はプロジェクトへの投資拡大の積極性も比較的に高い。もし通貨貸付が引き続き過度に増大すれば、経済過熱やインフレを刺激する恐れがある。したがって、通貨政策の調整に力を入れる必要がある」と指摘しました。
7月5日から、現在7.5%の預金準備金率を適用する国有商業銀行、株式制商業銀行などの金融機関は8%の預金準備金率を適用することになっています。
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