VISA国際機構が5日発表した報告によりますと、中国はアジア太平洋地域で観光消費の成長が最も速い市場で、今年オーストラリアに次いで、この地域の二番目の消費市場になる見込みだとのことです。
VISA国際機構アジア太平洋地域担当の責任者によりますと、中国のあらゆる観光地の中で観光客のクレジットカードによる消費が最も多い都市は上海だということです。2005年、海外の観光客とビジネス旅行客が上海でVISAカードを利用した消費金額は5億8千7百万ドルに上り、その次は北京で、消費金額は4億9千万ドルでした。しかし、2008年のオリンピック開催が近づくにつれて、まもなくこのランキングには変化が起きる可能性もあるということです。
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