「中国で、黄砂は徹底的に治められない」と、29日、国家林業局黄砂対策事務室の劉拓主任は、「女性と砂漠化の防止」という国際会議で、このように述べました。
劉拓主任は、その際、「今年の黄砂は例年より多かった。その形成原因が2つある。1つは、気候で、もう1つは黄砂の源だ。黄砂の源といえば、その面積は徐々に減っているが、限られている。そのため、中国では、黄砂をなくせることはありえない」と語りました。
劉拓主任は、また、「林業部門は効果的な措置を取って、北方地域のもろい生態状況の改善に努めている。そして、保護政策に力を入れ、黄砂の源の整備に資金の投入を強化している」と強調しました。(翻訳:ハルオ)
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