第5回アジア安全保障会議は2日夜、シンガポールのシャングリラホテルで開幕しました。
シンガポールのリー・シェンロン首相は開幕式の晩餐会で、「国家の安全保障を維持するには、国防と反テロだけでなく、国家間の相互支持と協力も必要だ」との考えを示しました。
リー・シェンロン首相は「中国経済の発展につれて、中国は、多くのアジアの国にとって最大の貿易パートナーとなった。これと同時に、中国はASEAN・東南アジア諸国連合の加盟国と積極的に連携を確立し、ASEAN地域フォーラムなどを含む地域間の協力活動に積極的に参加している」と述べました。
伝えられるところによりますと、今回の2日間にわたる会議で、アジア太平洋地域とヨーロッパからの20カ国余りの250人余りの国防相、専門家と学者がアジア太平洋地域の安全保障問題について、意見交換を行うということです。
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