「明の十三陵」いわゆる「定陵」の発掘五十周年を記念するため、北京市昌平区十三陵特区の編纂による「定陵出土文物図典」が出版されました。この本は二巻に分かれていて、1326枚の貴重な文化財の図や写真が収録されています。「定陵」で発掘された優れた文物が網羅されており、観賞はもちろんコレクションとしての価値も高いということです。「定陵」の地下宮殿の発掘作業は1956年5月から始まり、これまで4000件以上の文物が発見され、明代の歴史、社会を研究する重要な参考資料となっています。