世界銀行(IBRD)と中国国務院貧困扶助開発指導グループ弁公室はこのほど北京で、貧困扶助発展プロジェクトを共にスタートさせました。
このプロジェクトへの投資総額は4800万人民元で、その実施により10万の農民が利益を得られるということです。
伝えられるところによりますと、このプロジェクトの実施期間は2年で、広西チワン族自治区、四川省、陝西省と内蒙古自治区にある60の貧しい村が受益しますが、主には地元のインフラ整備、生態環境の保護および農民への貸付などに充てられます。
中国の辺鄙な山間地区では、貧困問題が今も深刻で、中国の13億の人口のうち1億人あまりが、国際的に決められた貧困ライン以下、つまり毎日の生活費が1ドル以下という状態なのです。
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