中国・アラブ諸国協力フォーラム第2回閣僚級会議が31日、北京で開幕しました。
中国の胡錦涛国家主席はこの日、この会議に参加するため中国を訪れたアラブ連盟のムーサ事務局長やアラブ諸国代表団の団長と会談した際、「中国は、アラブ諸国と共に、双方の友好協力関係をさらに発展させたい」と表明しました。
胡錦涛国家主席はさらに、「今年は中国とアラブ諸国との外交関係樹立50周年に当たる。この記念すべき日に、我々は各位と共に、この半世紀来、中国とアラブ諸国の関係発展の面で成功した経験を真しに締めくくり、双方の関係発展の将来と方向を計画し、これによってフォーラムの整備を一層強化し、中国とアラブ諸国との友好協力関係の発展を促進していく」と示しました。
アラブ連盟外相理事会の輪番議長を務めるアラブ首長国連邦のモハメド副首相兼外務担当相は、アラブ諸国側を代表して、中国が今回の会議を主催したことや中国の心からのもてなしに感謝の意を表しました。
なお、当日、中国の唐家セン国務委員はアラブ連盟のムーサ事務局長と会談し、李肇星外相は会議に参加した代表たちと会見しました。
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