中国教育省が29日に行なった記者会見で明らかにしたところによりますと、経済や社会の急速な発展に伴う必要を満たすため、中国は今後も公費留学生の数を引き続き拡大していくことにしています。
中国教育省国際協力交流局の曹国興局長は「今後5年間、国家による公費留学生の数を増やすため、今年、中央の財政部門は関係予算を増額した。このほか、教育省は国際協力と交流を強化するため、留学生を派遣するルートを広げ、公費留学生の数を増やしていく。今後5年間に、海外にいる中国のハイレベルな研究生の数は1万人に達する見込みだ」と述べました。
国家留学基金管理委員会の統計によりますと、去年、中国の公費留学生の数は7000人余りで、前の年より75%増え、公費留学の目的地は主に、アメリカやイギリス、ドイツ、オーストラリア、カナダなどとなっています。
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