中国全国人民代表大会副委員長である中国留学人員連合会の韓啓徳会長は、「中国は海外留学経験のある人が帰国して企業を起こす際、よりよい環境を整備する」と述べました。

　これは韓啓徳会長が海外にいる留学生に向けて述べたもので、また、韓会長は「中国は自主的に新しいものを創造する能力を国家の発展戦略の一つとし、知識、人材、新しいものを創造することを尊重し、帰国した留学生の才能が生かされる環境作りにより力を注いていく」とした上、更に、「多くの留学生が中国の建設と民族の復興に貢献することを望んでいる」と話しました。

　改革開放以来、世界各地にいる中国人留学生の数が70万人を超え、そのうち、20万人が帰国して、起業しています。現在、中国では留学生にサービスを提供するステーションが20余り、留学生企業パーク60近く設け、留学生の帰国起業に対して、税金の減免や出入国の便宜などの面で優遇政策を提供しています。