中国衛生省の関係者が、29日北京で述べたところによりますと、中国は立法措置や、タバコ規制の宣伝などを通じて、「タバコ規制枠組み条約」を積極的に履行していくということです。
「タバコ規制枠組み条約」はWHO・世界保健機関が制定した初めての国際的条約で、世界、とりわけ発展途上国でのタバコの広がりを防ぐためのもので、中国を含め、100ヶ国余りがこの条約に加入しています。この条約は中国では今年1月に発効しています。衛生省の関係者は「中国はこの条約の原則にのっとって、中国の既存の法律の見直しを行なっている。同時に、タバコを規制する運動を強め、タバコの健康に対する危害を広く知らせ、タバコを規制するという良好な社会的な雰囲気を作っていく」ことを明らかにしました。
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