映画「仁槍」のロケが、浙江省で進んでいます。この作品は、魯迅文学賞受賞小説「生死一線」を映画化したもので、劉佩キ・姜武・呉大維らが共演することで話題となっています。
大洪水に見舞われた刑務所を舞台にした、年老いた刑務所役人と犯人たちの物語です。劉佩キが刑務所役人を演じるほか、姜武が死刑囚に、また呉大維が汚職犯に扮します。
劉佩キにとっては、2002年「北京バイオリン」以来の映画出演となります。劉佩キは「脚本が素晴らしかったから出演することにした。ハリウッドでも通用する脚本だ。ステレオタイプの下にある、人間の本性がよく描かれている。天変地異の迫力も表現されているし、ラストシーンは非常に感動的だ。」と話しています。
これまで、温厚な性格の警察官を演じることが多かった劉佩キですが、今回の役どころについては「賢くてパワーみなぎる男の役だ。泳ぐシーンや暴力シーンもある。この作品でイメージチェンジできれば」と語りました。(編集YS)
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