中国人民銀行の蘇寧副総裁は23日、「WTO・世界貿易機関に加盟した後、金融業の対外開放政策はさらに広まった。約束に従い外資系金融機関への地域制限や業務制限をなくしただけでなく、金融の対外開放範囲を拡大した」と述べました。
蘇寧副総裁は北京で開催された「2006中国金融サミット」で、「中国は外資系銀行が人民元業務を開放している25の都市で、中国の企業に人民元サービスを提供することを認め、外資系銀行が外貨業務を行う際、地域と利用者の面での制限を完全に撤廃した」と語りました。
蘇寧副総裁は、「中国は証券市場の対外開放を拡大すると同時に、外資系保険会社に全地域、または関連の法定保険以外の全ての保険業務を開放した」と述べました。 (訳:玉 出所:新華ネット)
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