ギリシャを訪問した中国全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長は23日、アテネで、パプリアス大統領、ベナキ議長とそれぞれ会談を行いました。
パプリアス大統領は会談で、「私は、2008年北京オリンピックは特色があり、レベルの高いものだと信じている」と述べました。
これに対して、呉邦国委員長は「中国は今回オリンピックを立派に主催する自信を持っており、ギリシャの成功な経験を学びたい」と語りました。
両国関係について、パプリアス大統領は、「両国関係は最良の時期にある。ギリシャは両国の戦略的パートナーシップの発展に尽力したい」と述べましたのに対し呉邦国委員長は、「中国は、ギリシャと共に両国関係の発展を推し進めていきたい」としています。
ベナキ議長と会談した際、呉邦国委員長は、中国とギリシャの国交樹立34年来の両国関係を高く評価し、ギリシャが台湾問題や人権問題で中国を支持してきたことに感謝の意を表しました。これに対して、ベナキ議長は、「ギリシャは中国との関係を高度に重視し、中国が現代化建設で収めた成果に感心している」と強調しました。
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