モルドバのヴォローニン大統領とタルレフ首相は21日、首都キシニョフで、モルドバ訪問中の中国全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長と会見しました。
ヴォローニン大統領は会見の中で、「モルドバは一つの中国の原則を堅持していく。両国の良好な政治的関係を通じて、双方の経済貿易関係の発展と文化分野での協力を促進すべきだ」との考えを示しました。
呉邦国委員長は「中国側はモルドバ人民が自国の国情に基づいて選んだ社会制度と発展の道を尊重し、モルドバ政府が独立や主権、領土保全を維持することを支持する」と述べました。
タルレフ首相は会見で、「両国関係の発展はこれまで、何の妨げも無く、進んできた。これからも順調に発展していくものと信じている」と語りました。
これに対し、呉邦国委員長は「中国はモルドバと共に、既に達成した協力プロジェクトを真剣に実行し、一日も早く成果を上げるよう努力していきたい」と語りました。
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