全人代常務委員会の呉邦国委員長が、「中国側はフィリピンとの各分野の実務的協力の強化を願っており、両国の善隣友好協力を絶えず深め、両国人民に幸せをもたらすため努力していく」と述べました。
これは17日、北京で中国を訪問中のフィリピン上院のドリロン議長と会談した際表明したもので、呉邦国委員長は、「ここ数年、中国全人代とフィリピン上下両院の友好往来は日増しに密接になっている。両国議会が両国人民の伝統的友情の増進、両国の互恵協力の促進と両国関係の全面的発展に新たな活力を注いでいくことを期待している」と述べました。
これに対しドリロン議長は、「フィリピンは、より多くの中国企業のフィリピンへの投資を歓迎し、両国の農業、エネルギー、観光とインフラ整備など分野の協力の拡大、両国の政府と議会の交流と協力の強化、及び両国関係の絶え間ない発展を期待している」と述べました。
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